臨床心理士になるためのおすすめ大学と偏差値

臨床心理士になりたい高校生の方へ!臨床心理士のなり方やおすすめの大学・学部とその偏差値情報について

臨床心理士になるための進路は?

臨床心理士,おすすめ,大学,偏差値

臨床心理士になるには、大学の心理学部を卒業すればいいのでは?と思うかもしれません。
ですが、実は学部卒ではなることができません。
臨床心理士指定大学院もしくは専門職大学院で学ぶ必要があります。
大学院を修了することで、臨床心理士の受験資格が与えられ、合格すれば臨床心理士になることができます。

なお、臨床心理士は公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格で、いくつかある心理関係の資格のうちで最も有名で、公的にも広く活用されている資格です。

臨床心理士試験の受験資格を得られる大学院には「第一種指定大学院」「第二種指定大学院」「専門職大学院」の3種類があります。
第一種指定大学院と専門職大学院では資格試験受験にあたって実務経験は不要です。
一方、第二種指定大学院では1年間の実務経験が必要です(つまり、臨床心理士の資格がない状態で実務経験を積むことになります)。

臨床心理士の仕事内容や進路について、詳しくはこちらをご覧ください。

臨床心理士になりたい人のための学部と大学偏差値

心理学関連の学部・学科の大学偏差値一覧です。

臨床心理士になりたい人のためのおすすめ大学

基本的には、入学した大学と同じ大学院に進学する人が多いと思います。
ですので、大学院が第一種か第二種か、もしくは専門職かを確認して大学選びをしましょう。

第一種指定大学院が数のうえでは最も多く設置されています。
実習と心理学研究とがバランスよくカリキュラムに含まれていますが、その分、大学院時代の勉強の負担はかなり大きいです。

第二種指定大学院は、心理学研究に重点が置かれており、実習は必須ではありません。
その分、資格試験受験のためには、修了後に1年間の実務経験が必須となります。
つまり、第一種に比べて1年間長く勉学に時間を使えることになります。
心理学を学問面からも追及してみたい方におすすめです。

専門職大学院は実習を重視したカリキュラムです。
また、臨床心理士試験の受験では小論文が免除されます。
ですので、最短距離で臨床心理士になりたいと方におすすめです。
ただし、専門職大学院は数少なく、2017年現在、九州大学・鹿児島大学・広島国際大学・帝塚山学院大学・関西大学・帝京平成大学の6大学にしか設置されていません。

心のケアをする仕事一覧

臨床心理士と大学・学部選び

臨床心理士,おすすめ,大学,偏差値

大学院に進学するためには、まず大学を卒業することが前提となります。
大学院受験のことを考えると、もちろん、学部は心理学関連の学部がベストです。
心理学部だけでなく、文学部や教育学部、人間科学系の学部などに心理学科が設置されている大学もあります。
大学によって異なりますので、気になる大学ごとに調べてみましょう。

また、基本的には入学した大学で、そのまま同じ大学院に進学するのが色々な面で便利です。
大学院での勉強は、学部で学んだことを基本とし、そこに知識を上乗せしていきます。
ですので、どこの大学学部が良いのか、教員の専門分野や設備、サポート体制などの学習環境をきちんと比較検討しましょう。
臨床心理士を目指すうえで基本となる大学学部選びをしっかり行うことで、大学院での本格的な勉強の充実度が向上するでしょう。

心理学を専門的に学ぶための大学一覧


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする