診療放射線技師とは?なるための進路は?
診療放射線技師に興味のある高校生・大学受験生の方へ!
おすすめの大学や偏差値、診療放射線技師になるための進路や仕事内容などについての情報をお知らせします。
皆さんは病院などでレントゲン写真を撮った経験があると思います。
そのレントゲン写真を撮影する専門の人が診療放射線技師です。
診療放射線技師はレントゲンやCTなど、病院での様々な画像情報を撮影する専門家です。
人体に有害な放射線を扱う職業ですから、専門的な知識と技術を持っている必要があります。
そのため、診療放射線技師になるためには、国家試験に合格して、資格を手にする必要があります。
ところが、国家試験は誰でも受験できるわけではありません。
文部科学大臣が指定する大学・短大か、あるいは都道府県知事指定の専門学校で、放射線技術に関する専門分野を学び、卒業した人に限られます。
診療放射線技師になるためのおすすめ大学や偏差値との関連
まずは専門分野を学べる学校に入学することが第一歩です。
次の大学・短大・専門学校は診療放射線技師養成に力を入れています。
⇒診療放射線技師を目指せるの大学・短大・専門学校一覧
また、上記の一覧にある大学以外でも、国立大学の医学部保健学科などで受験資格を得られるところもあります。
⇒医学部を持つ大学一覧
これらの大学の中でどこがおすすめか?という点ですが、
診療放射線技師の国家試験合格率が参考になると思います。
2018年の平均の合格率は約75%でした。
⇒2018年診療放射線技師国家試験合格率一覧
基本的には合格率が高いほうがおすすめです。
ただ、極端に合格率が高いところや低いところはなく、7割~9割程度が多いです。
100%のところもあります。
また、入試の偏差値との相関はそれほど強くないようです。
実際のところ、それぞれの大学で、どれだけ国家試験合格に向けて対策を取っているかなど、学生へのサポート体制も重要な要素となるのかもしれません。
気になる大学があれば、その大学の案内資料をよく調べ、機会があればオープンキャンパスに参加するなどして、その大学での学習環境を調べてみるとよいでしょう。
診療放射線技師の仕事内容と・将来性・やりがいなど
現代医療で重要な技術である画像診断で中心となって働く職業であり、病院をはじめとした医療機関、検査機関での仕事があります。
とくに、大病院で就職することができれば、将来的にも安定した仕事を得ることができるでしょう。
また、現在のところ男性のほうが比較的多い職業ですが、女性の患者さんに安心感を与えることができる女性技師の活躍の場も広がっています。
高度な専門知識が必要とされるので、向学心のある人や、最新技術や先端医療に興味のある方にはやりがいがある仕事でしょう。
⇒診療放射線技師の年収や適性、仕事内容についてもっと詳しく知る
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