小・中学校、高校の「保健の先生」である養護教諭になるには?受験生におすすめの大学選びはこちら
養護教諭(保健の先生)になるには?大学選びのポイント
優しい保健の先生と言えば養護教諭ですね。
養護教諭になりたいと考えている受験生の方もいると思いますが、なるためには次のような流れが一般的です。
- まず教員養成課程のある大学に入学する。
- 次に、大学で養護教諭免許を取得する。
- 免許取得後、各都道府県の教員採用試験や私立学校の採用試験を受験する。
- 保健の先生として採用される!
高校生が将来養護教諭を目指して進路選びをする場合、この流れで進むのが最短距離です。
別の方法として、いったん看護師や保健師となり、その後に養護教諭に転職するケースがあります。
このような場合ですと、医学・保健についての資格、専門知識を持っていますので、採用試験で有利に働く場合もあるようです。
とはいえ、看護師や保健師であっても、教員免許は必要です。
再び学校に通い、養護教諭免許状を取得してから採用試験に合格する必要があります。
ですので、大学受験生の方が進路を考える場合、看護師や保健師になってから養護教諭に・・・というのはかなり遠回りになってしまいます。
最初から養護教員免許を取得するために教員養成課程のある大学に入学することをおすすめします!
⇒養護教諭免許状を取得するための大学一覧
ここで一つ注意事項を・・・
教員免許は専門教科ごとに取得できる大学、できない大学があります。
もちろん、教護教諭の免許が取得できる大学でないと意味がありませんよね。
「ここはどうかな?」と気になる大学があれば、大学のパンフレットをチェックしたり、大学に直接問い合わせるなどして確認しましょう。
ネットの情報だけだと、そこまで詳しいことが明記されていないこともあります。
また、時には最新の情報でない場合もあります。
最終的には。ちゃんと、大学が直接出している情報源で確認しましょう!
教員就職者の実績が多い大学ランキング
ところで、大学選びをする場合に気になることはどんなことでしょう?
偏差値も気になりますが、それだけではないですよね・・・
「その大学で何名くらいの人が養護教諭になっているか?」という実績も気になるのではないでしょうか?
残念ながら、養護教諭だけのデータではありません。
しかし、全教科含めた教員就職者が多い大学ランキングがありますので、こちらで紹介したいと思います。
⇒教員就職者が多い大学トップ200ランキング(東洋経済オンライン)
養護教諭の仕事内容や将来性、やりがいは?
生徒と先生という関係で学校で会う機会も多く、身近な存在である養護教諭。
ですが、保健の先生としてではなく、一つの職業としてみた場合はどうでしょう?
養護教諭の仕事内容や将来性、やりがいなどについては漠然としていて、あまり詳しくイメージできない人も多いのではないでしょうか?
ということで、養護教諭という仕事とは・・・こんな仕事です。
- 安定して収入を得られ、長く勤務できる。
- 児童生徒が長期休みのときも普通に出勤して仕事。
- 基本的に養護教員は各校一名なので、同じ養護教諭の先輩後輩が同じ学校にいない。
- いじめや不登校など、児童生徒の心に悩みと向き合うため、学校の中で重要性が高い。